遠隔地の人びとにも医薬品のアクセスを可能にする技術、ジップラインが開発した輸送方法とは?

世界では、20億人以上の人びとが、インフラ未整備や地形状況の関係で、必要な医薬品へのアクセスが保証されていません。

2014年、サンフランシスコ発のZipline(ジップライン)は、そのような状況を改善するために、 遠隔地にある診療所や病院に重要な医療品を届けるサービスを展開する企業です。どのようにして、輸送を可能にしているのでしょうか?
それは、ジップラインが独自に開発した、小型飛行ロボットによる空輸です。ジップラインによって用いられている機体は、ドローンでも垂直離着陸型でもない、zip(ジップ)と呼ばれる、独自の小型飛行ロボットです。
ジップは、目的地に到着すると、パラシュートのついた物資を上空から投下する仕組みになっています。物資の投下は無着陸で行うため、投下すると、そのまま基地へ帰還します。

 

2016年、ジップラインはルワンダ政府と提携し、600万人以上の患者を抱える複数の診療所に、輸血用の血液を配達するという国家的プロジェクトを開始しています。
現在は、緊急の医療物資を運ぶために、未舗装の陸路を何時間もかけて移動しているそうですが、ジップラインによる空輸が実現すると、大幅な時間短縮が可能となり、多くの命が救われることとなるでしょう。
さらに、ルワンダ全国民に血液を届けることを目指し、今後も拡大していく方針だということです。

また、血液の他にも、抗毒素、各種ワクチン、狂犬病の治療薬など、配達する医療品の種類も拡大する予定だそう。
そして今後は、技術開発などを進め、インドネシア、ベトナム、アメリカの田舎などの新しいマーケットへも参入していくことを目指しているそうです。

いくつかの競合他社でも、ドローンによる食料品、建築資材、薬品などの配達サービスを展開していますが、ジップラインは、医療関連品の配達のみに特化していく方針だということです。
ムーボでは、トラックを使った格安輸送を法人に手配しています。
領域は違いますが、ジップラインのように、世の中の役に立つサービスとして拡大していきたいものです!

参考:
Zipline(ジップライン)
Fast Company(ファスト・カンパニー)
The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)

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